2025年3月7日
審判員の皆さまへ
公益財団法人東京陸上競技協会
理事長 下 山 良 成
審判員の皆さまへ
大会時のご体調の管理のお願いと、審判員としてのご言動・行動のお願い
日頃から東京陸上競技協会の事業に審判員としてご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。2024年度の競技会はまだ続いておりますが、これまでの競技会を通じて皆さま方にご注意いただきたい事象がありますので、皆さま方に周知させていただきます。
1 体調管理のお願い
ここ数年、夏は猛暑日が続き、冬は寒暖差が大きく、審判員の皆さまも体調の管理が難しい状況が続いています。
暑い中では脱水症や熱中症の症状、長時間の競技会やマラソン大会では貧血や低血糖の症状が見られた皆さまが少なくありませんでした。
審判活動が長時間にわたる場合、ご担当の場所に水分や栄養補助食品などをご用意いただき、適宜補給をお願いします。
また、体調が優れない場合は、すぐにお近くの審判員やボランティアに声をかけて、その場でお休みいただきますようお願いいたします。
2 審判員としての言動・行動についてのお願い
審判員の皆さんは常に周囲の皆さまに見られているという意識を持ってください。そこでの言動や行動は、選手のみならず、指導者・保護者・ボランティア・支援者などすべての皆さまが、直にその場で目の当たりにしています。
くれぐれも、お集まりの皆さまに対して、ハラスメントに当たるような対応はご注意いただき、慎んでいただきますようお願いいたします。
陸上競技を愛する皆さま方が集う場が、楽しい空間であり、かつ永く関わりを持ち続ける場でありますように。
3 SNS等の情報発信は慎重にお願いします
情報化社会となり、多くの皆さまがSNSを使って写真・動画や記事を投稿したり、お仲間やご自身のサイトをご覧になっていることと思います。
写真や動画はご自身が楽しんでいる場合は大きな問題にはなることは多くありませんが、登場する方々の同意が必要な場合もあります。便利なツールではありますが、使い方に注意しないと、読者が不快に感じたり、誤解を生じてトラブルになる場合もあります。
特に写真や動画を投稿する場合、撮影場所が特定されることもあります。記事を含めた投稿内容によっては個人まで特定される場合もあります。
SNSのご利用に当たり、くれぐれも誰かが不利益を被らない使い方をするようお願いします。