理事長あいさつ:「危機管理ガイドライン第1版」「中長期計画 第1次」

東京の陸上競技に関わる皆さまがたへ

公益財団法人東京陸上競技協会
理事長 下山良成

 今年の夏は、記録的な猛暑や突然の豪雨などに見舞われ、また、台風や震災などで多くの地域の皆さまが被災されました。復旧にご尽力されている皆さまに心よりお見舞を申し上げます。

 暑い中、東京都内で行われた大会でも、選手の皆さまをはじめとして監督コーチや応援に来場された皆さま、そして審判員の皆さまも、この記録的な暑さで体調を崩された方が少なくありませんでした。重ねてお見舞い申し上げます。

 東京陸上競技協会といたしましても、暑さ対策をとり、製氷業者の方々に協力依頼をし、少しでも大会に関わる皆さまの体調管理のサポートをさせていただいております。

 この度、「危機管理ガイドライン第1版」を作成しました。暑さ対策のみならず、あらゆる自然災害やハラスメント問題等を含めた、多くのドラブル対応やその対策についてまとめてあります。今後、変更や改良を重ねていき、より良い内容に向上を図って参ります。
 また、「中長期計画第1版」も作成し、選手や指導者・保護者の皆さま、東京を支えていただいているスポンサーやファンの皆さま方に、今後の目標のプランについて提示させていただくことといたしました。中長期計画も、年度ごとに反省をし、改善点を加え、更新していく予定です。

 2025年は国立競技場で世界陸上競技選手権大会、駒沢オリンピック公園陸上競技場でデフリンピックが開催されます。

 この大会を目標とされている選手や指導者の皆さまは、それまでの成果が実り、世界の舞台で活躍されることを期待しています。陸上競技を愛するファンやサポーターの皆さまは、会場や道路で選手の応援をお願いします。審判員や競技に携わるコラボレーター・ボランティアで参加される皆さまは、世界中から集まる選手や指導者、観客の皆さまに喜んでいただけるサポートをお願いします。

 審判員の追加募集については、現在検討が進められています。また、競技役員としてコラボレーターについても募集も検討が進められています。世界陸上財団から正式なオファーが出た段階でお知らせいたします。

 ボランティアにつきましては、すでに募集概要が発表され、18才以上の方で、3,000名程の募集がまもなく始まります。

 東京の陸上競技に関わる皆さまが、より陸上競技に楽しく関わり、多くのイベントや大会に出場され、審判員や指導者・ファンやスポンサーとしてサポートしてくださいますことを期待いたしております。

NEXT STEP TOKYO
中長期計画 2024~2028(第1次)

公益財団法人東京陸上競技協会
危機管理ガイドライン(第1版)

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