シューズ靴底規定


WA規則の適用について

12月1日以降は国内のすべての公認競技会において、改定されたWA規則を適用します。

ワールドアスレチックス(以下「WA」という)は、WA規則第143条(テクニカルルール第5条=TR5)の再改定を決定し、2020年7月28日から有効としました。日本国内の適用については、11月30日まで移行期間としております。

  • シューズ(スパイク、ランニングシューズ含)の厚さが種目ごとに定義された。「靴底の厚さ」参照
  • トラック種目の靴底の厚さは即発行。現在、発売済みのシューズで厚さのルールに合致しない(つまり厚い)フィールド種目用シューズは2020年12月1日以降、使用不能になる。
  • 2020年1月31日以降に発売され、規則5.13に合致していると7月15日時点でWAが認めているものは、国際競技会で使用可能となる。 「承認済シューズ」のリストはWAのウェブサイトに公開している。

2020年11月16日
公益財団法人東京陸上競技協会
理事長 平塚和則

参考資料

  • WAシューズ改訂規則適用についての統一見解・運用について・靴底の厚さ(2020.8.28日本陸連通知) PDF
  • WA規則第143条(TR5:シューズ)のルール再改定について(通知)  NEWS
  • 【シューズ規程改定に関するQ&A】靴底の測定・許容誤差・承認シューズリスト・ルールの適用 ・リザルト記載  NEWS

靴底の厚さ

補足:TR5.5、注意(i), (ii),(iii) 及び、TR5.5 の図(a) 並びに (b)TR5.13.3 に基づく

種目ソールの最大の厚さ補足
フィールド種目(三段跳除く)20mm全ての投てき種目、高さの跳躍及び、三段跳を除く長さの跳躍種目に適用。全てのフィールド種目において、競技者の前の部分の中心点のソール厚さは、競技者のかかとの中心点のソール厚さを超えてはならない。
三段跳25mm競技者の前の部分の中心点のソール厚さは、競技者のかかとの中心点のソール厚さを超えてはならない。
800m未満のトラック種目(含むハードル)20mmリレーにおいては、各走者の距離で本規則が適用される。
800m以上のトラック種目25mmリレーにおいては、各走者の距離で本規則が適用される。 競歩種目ではロード種目と同様とする。
クロスカントリー25mm
ロード種目(含む競歩)40mm
TR57の種目(マウンテン・トレイル)規定なし

TR5.13 注意

(i) 規則 143 条(TR5)13(a)の「1 つの剛性プレートまたはブレード」は、複数のパーツで構成される場合があるが、それらのパーツは、平行ではなく(例:個々のパーツは互いに上に積み重ねない)、1 つの平面に連続して配置しなければならない。※現行のルールブックに掲載の内容と変更なし。

(ii) フィールド種目のシューズの厚さについては、現在、これまでの規則に合致したシューズを使用している競技者を救済するため 12 月 1 日以降からの適用とする。リザルトへの「規定外」の注記は不要とである。(WA ルールに記載の内容を追記)


靴底検査測定器の貸出

東京陸協では、競技会を開催する各加入団体へ「靴底測定器」を貸し出します。貸出基準を厳守し、貸出物件申請書に記載の上、東京陸協事務局へ申請をしてください。

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