2025年5月18日(日)に行われた、”セイコーゴールデングランプリ陸上2025東京”のフィールド競技において、世界陸連との打ち合わせを踏まえ2つの新たな試みが行われました。
本協会にもテレビ中継をご覧になった皆様方から、多くの問い合わせをいただきましたので、その内容についてご紹介いたします。
【(仮称)10−8−6ルール】
長さを競うフィールド競技(今大会は走幅跳、三段跳、やり投)では、3回の試技を終了後、トップ10を選出し4回目を実施(試技順は3回目までの成績の低い順)。5回目は4回目を終了してトップ8を選出。同様に6回目は5回目までの成績で6名を選び、その時点の記録の低い順に試技(試技順は6回目に再設定)するものです。
これは既にWA主催競技会やダイヤモンドリーグなどで実施されており、コンチネンタルツアーゴールド大会でもある当競技会でも採用することとなりました。
【競技エリア(FOP)への携帯電話の持ち込み許容】
今大会はコンチネンタルツアーゴールド大会につき、フィールド種目に限り使用方法の制限付きで競技エリア(FOP)に通信機器の持ち込みを認めました。
・使用できる機器:携帯電話、スマートフォンのみ。イヤホン、パソコン、タブレットの持ち込みは禁止。また、助走路への機器の持ち込みは認めない。
・情報のやりとりについて:通話は禁止。メッセージと動画や写真の送受信は認める。メッセージのやり取りはテキストのみとし、音声によるテキスト入力は禁止。
・動画の確認について:常時マナーモードとし、動画再生時は無音とすること。
(競技注意事項より抜粋)
