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第70回元旦競歩大会の開催にあたって

公益財団法人東京陸上競技協会
理事長 平塚 和則

常日頃から東京陸上競技協会にご協力を賜り、感謝申し上げます。

さて、「第70回元旦競歩大会」が神宮外苑絵画館競歩路コースで開催する運びとなりました。本大会は70年という永い歴史を重ねてきた日本競歩界でも屈指の大会であります。中学生から50歳以上のシニアの選手も出場できる大会であり、東京選手権競歩大会を兼ねて実施されます。この大会は日本陸連の公認コースはもちろんこと、2019年の大会から世界陸連の認証コースを取得しての大会となりました。

一昨年からコロナ禍で各種大会も延期、縮小、中止となり、我々もまた選手諸君も苦悩した時期でありました。いまだ収まらないコロナ感染症ではありますが、関係者、選手の皆さんが感染防止対策をしっかりととっていただき、この大会から感染者が出ないように心がけ本大会に臨んでいただき、大いなる好記録を期待するものであります。

「津田直彦賞」について

昨年の2020東京オリンピックでは、男子20km競歩で銀メダル、銅メダルを獲得し、50km競歩では6位入賞と、日本の競歩界の活躍は素晴らしく、これらの活躍も競歩を愛して戦前から競歩と取り組んでいた「津田直彦氏」の存在は忘れてはならないでしょう。

この「元旦競歩大会」は戦後の満足に食べ物もない時期から同好の競技仲間を募り、神宮外苑の周りを「歩き始め」と称して個人競技会をスタートしたのが始まりというということです。その後正式な公認大会となったのです。津田直彦氏は1964年の東京オリンピックでは日本で初の国際競歩審判員の資格者となりました。

この「津田直彦賞」はご子息の津田昭彦氏が2000年の大会から私費でこの賞を設けていただいておりました。2020年の大会でちょうど20回となり、2021年からこの賞を東京陸協が津田様から引き継ぐこととなりました。同賞のブロンズ像は彫刻界で著名な元・山形大学教授、雨宮透先生の作によるものです。このブロンズ像の「津田直彦賞」を、男子20kmと女子10kmの部門の優勝者に授与をいたします。

終わりに

今回協賛いただきました、「ダイダン株式会社」、後援の「読売新聞社」、「東京都」「新宿区」はじめ多くの関係者、競技役員の皆様のおかげでこの競技会が開催できることを心より感謝申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

 

 

ダイダン株式会社