理事長 平塚 和則
東京陸上競技協会は1935年・昭和10年に創立され、多くの先輩たちが陸上競技を愛して東京陸協を支えてきました。さらに2013年・平成25年に時代の趨勢により公益財団法人に移行をしました。 そして現在、東京陸協の加入団体は410団体で、個人登録は中学生・高校生を含め約3万5000人を擁しております。 「一人でも多くの人が陸上競技を楽しみ、そして関わり続けるために」東京陸協はどうあるべきかを具体化していきたいと思います。まず、東京陸協が全国道府県陸協の範となるべき姿を示していくことが肝要であります。競技運営、選手強化・普及、陸上競技の啓蒙活動を通して、その成果を上げていきたいと思います。 特に競技力向上として「勝つための東京」「強い東京」を掲げ国体、都道府県対抗駅伝に臨んでまいります。特に国体ではこの6年間に優勝が3回、2位が2回、3位が1回と着実に成果を上げており、継続して選手強化に支援をしていきたいと思います。 また、将来のある小中学生の普及についても指導者ともども活躍の場を提供する等、目標に反映できるような取組みを実施し、将来国内外で活躍できる競技者として育成をしていきたいと思います。 東京都内での競技会、各種マラソン大会、イベント大会等への主催・主管・運営協力、審判員の派遣活動は公益財団としての東京陸協の役割のひとつであり今後も強力に推進してまいります。これらを通じて東京陸協の財政基盤を構築し、安定した組織運営とその機能をしっかりと整え、全国の陸上競技協会の指導的立場に立ち、強力に事業を推進してまいります。 どうぞ皆様方のご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
昭和10年4月の創立のとき、初代常務委員(現在の理事長)に就任した故北沢清(農大OB)氏のアイデアが生かされたもの。 万国信号旗のT.Rを彩った頗るユニークな発想に基づく。 信号旗、縦、横の比、約5:6、左側のTは縦3分の1ずつの赤、白、青色、右側Rは、横の場合四隅に5分の2ずつの赤、赤と赤の間が5分の1の黄色、縦の場合、四隅の赤は4分の1.5ずつ、赤と赤の間の黄色は4分の1の面積となる。旗は4分の1に区分して、左上T、右上江戸紫、左下江戸紫、右上Rの配合となる。